チベット仏教講座30年記念講座のお知らせ

チベット仏教講座30年記念講座のお知らせ

「チベットの死者の書 ー死を学び、今を生きるー 」

日時:7月23日(土)4pm-6pm
場所:甚目寺観音内法花院
愛知県あま市甚目寺町門前1
日時:7月24日(日)3pm-5pm
場所:円徳寺本堂
岐阜県岐阜市神田町6

 30年前インドブッダガヤセレモニーから帰国後、円徳寺様にてチベット仏教講座を催す機会を頂きました。以後毎月仏法を語る場を頂き、また甚目寺観音内法花院様釈迦院様との仏縁が更に広がり、毎月の仏教講座の法縁を頂いています。

 今回はチベット仏教講座30年記念講座として、「チベットの死者の書」のお話をいたします。

 チベット密教で「バルド・トドゥル」と知られる教えは、死後四九日間の中有に何が起こるのかを聴きその教えを学ぶことで、目覚めた意識を保ったまま死後を体験し、より良い次の生を得ることができると言われています。

 死後の意識は生前のカルマの風に流され、中有を彷徨いますが、今生で仏法を学び正しい瞑想修行を行うことで、目覚めた意識を保ったまま死後49日を体験し、バルドの中で解脱ができる最後のチャンスを得ることができます。「死」を学ぶことによって、「今」という貴重な生をどのように生きるべきかを学ぶことでしょう。

 チベット仏教金剛乗ニンマ派
ウッディヤーナ山タルタン寺 林久義