ゾクチェン祝福の相伝

祝福の相伝

法身普賢如来が、法界から法を説かれた
金剛薩埵が、虚空で聞法された

金剛薩埵が、虚空から法を説かれた
ガラップ・ドルジェが、須弥山山頂で聞法された

ガラップ・ドルジェが、須弥山山頂から法を説かれた
マンジュシュリミトラが、須弥山中腹で聞法された

マンジュシュリミトラが、須弥山中腹から法を説かれた
シュリシンハーが、須弥山山麓で聞法された

シュリシンハーが、須弥山山麓で法を説かれた
パドマサムバヴァが、大海の岸でその教えを聞法された

パドマサムバヴァが、大海の岸でその法を説かれた
イェシェ・ツォギョルが、その教えを雪山のチベットで聞法された

その法は、言葉によって理解することができず、
祝福の力によって、熟し、解脱として伝えられた

法身普賢如来は、思考の限界を超えている
全ての衆生は、すでに明知に満たされているのだ

仏界と世俗は、大楽の境地に共に留まる
自生の智は、大覚の境地に満たされている

「ゾクチェン、セムデの教えの相伝」から
2007、Erik Pema Kunsang with Tara Trinley Wangmoが、読経の為に英訳した