霊咊の公案 2)

霊咊の公案 2)

令和と霊咊の日本的霊性より

今上天皇陛下と仙人の話をさせていただきます。笹目秀和という方の名前を聞かれたこ とがありますか。昭和時代に奥多摩に仙人が住むと、笹目仙人と知られていた方です。

〜中略〜

昭和十年、笹目先生が大本の聖師出口王仁三郎を綾部に訪ねた時、王仁三郎師から竹筒を渡され、「これを崑崙山に埋めてきてくれ」と頼まれます。笹目先生はそれを快く引き 受けますが、朝鮮半島に渡った時に、大本が大弾圧されたことを知り、その竹筒が大本の 御神体である重要な意味を理解します。そして、その竹筒を崑崙山頂に埋めにゆくことになります。
笹目先生は、王仁三郎師の竹筒を持って崑崙山脈青海辺境に住む崑崙仙人を訪ね、崑崙山頂に御神体を埋めに行きます。その時、崑崙仙人と一緒に鶴に乗って、崑崙山頂へと飛び立ちます。この鶴は小型ヘリコプターくらいの大きさだったと、笹目先生はおっしゃっていました。大鶴に乗って飛ぶ上空は、とても寒いので鶴に乗って飛ぶ時は、崑崙仙人か ら学んだ太陽の氣をくらう法、離火印という秘法を行じていたので極寒の上空も飛行することができたそうです。そして、崑崙山頂に大本御神体の竹筒を無事、奉納されたと笹目先生は話されました。