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クムニェとエニアグラム・タイポロジー

  私自身の心理カウンセリングのバックボーンは、師タルタン・トゥルクからチベット仏教に伝わるゾクチェンを修する中で、師が西洋に教え広めた仏教心理学をベースとなっている。仏教心理学は、アビダルマや唯識という仏教哲学理論を元に体系付けられているが、その実践法としてシャマタ・ビパシャナーの分析瞑想が両輪とされている。特に、師の元には多くの心理学者やゲシュタルトセラピストが集い、チベット仏教やチベット医学に伝わる瞑想ヨーガ「クムニェ」や密教の観想法をサイコセラピーの技法として取り入れ研究成果を修めてきた。中でも師の長年の生徒でもあるクラウディオ・ナランホはエニアグラムのタイポロジーの権威として高名であるが、彼もまたクムニェのボディワークを重視し研究している。
  オウム信者の脱会カウンセリングは、私が学んだ仏教心理学の実践活動としての位置付けとなる。それは、大乗仏教での利他心を重んじる仏教カウンセリングとしての可能性を示すものでもあり実践的な試みでもあるのだろう。

オウム信者脱会カウンセリング ー虚妄の霊を暴く仏教心理学の実践事例ー あとがきより